Category Archives: Text

シュリーマン習得法

1、非常に多く音読する。決して翻訳しない。

2、毎日1時間勉強する。

3、常に興味のある対象について作文を書く。

4、音読の音や作文を教師の指導によって訂正する。

5、前日直されたものを暗記して次の時間に暗唱する。

Posted in Text | Leave a comment

彼は自分ではどんな重要性も認めていない仕事をしているのだが、じつはそれこそが素晴らしいことだったのである。
彼は(それまではずっと憐れみを感じていたのに)なんら内的な「Esmuss Sein!」にもみちびかれず、職場を離れると仕事のことをすっかり忘れてしまえる職業に従事する人びとの幸福を理解した。

– The unbearable lightness of being –

Posted in Text | Leave a comment

二人の共通の趣味のため、なんとなく思い立ってプロジェクターを購入。
これが思いのほか最高で、一日中映画を見ていられそう。大きさ、画質、申し分ない。

Posted in Photo, Text | Leave a comment

いまごろちゃうどおまへの年ごろで

おまへの素質と力をもってゐるものは

町と村との一万人のなかになら

おそらく五人はあるだらう

それらのひとのどの人もまたどのひとも

五年のあひだにそれを大低無くすのだ

生活のためにけづられたり

自分でそれをなくすのだ

すべての才や力や材といふものは

ひとにとゞまるものでない

ひとさへひとにとゞまらぬ

おまへのいまのちからがにぶり

きれいな音の正しい調子とその明るさを失って

ふたたび回復できないならば

おれはおまへをもう見ない

なぜならおれは

すこしぐらゐの仕事ができて

そいつに腰をかけてるやうな

そんな多数をいちばんいやにおもふのだ

みんなが町で暮したり

一日あそんでゐるときに

おまへはひとりであの石原の草を刈る

そのさびしさでおまへは音をつくるのだ

多くの侮辱や窮乏の

それらを噛んで歌ふのだ

もしも楽器がなかったら

いゝかおまへはおれの弟子なのだ

ちからのかぎり

そらいっぱいの

光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ

– 『春と修羅 第二集』 宮沢賢治 –

Posted in Text | Leave a comment

最近、中判カメラや使い捨てインスタントカメラが再びブームらしい。
理由は“インスタみたいな写真が撮れるから”
アメリカンジョークみたいな話だ。

Posted in Text | Leave a comment

“団体客がいなくなって、また二人きりになると、デヴは橋を渡りきったところに立ってごらんと言った。
十メートル近く離れても、ささやき声が通るのだそうだ。
「嘘でしょう」とミランダは言った。
ここへ来てから初めて声を出した。
何だか耳の中にスピーカーをいくつも埋め込まれたようだった。
「ほら、いいから。」と、彼は反対の方向に引き返していった。ぐっと声を落として、「何か言ってみて」
その言葉が唇の上で動いたと見えたとたんに、くっきりと聞こえていた。
いや、冬のコートをとおして肌にしみるほどすぐ間近に、たっぷりと温もりを感じたので、体が火照るようだった。
「ハーイ」と、ささやいた。とっさに思いつかない。
「きみはセクシーだ」と、ささやきが返った。”

『セクシー』 / ジュンパ・ラヒリ

Posted in Text | Leave a comment

“どんなときにも、なにひとつ他人に頼んだりしてはいけません!
どんなときにも、なにひとつ、とりわけ自分よりも強い相手には。
そうすれば、おのずと相手が手を差し伸べ、すべてを与えてくれることになる!
お掛けなさい、誇り高い女よ!”

『巨匠とマルガリータ』 / ミハイル・ブルガーコフ

Posted in Text | Leave a comment